どうも、皆さん。
スペースマリーン本が発売されましたね!
全国のマリーン諸氏は新マリーンを読んでがんばってらっしゃるとは思いますが、まだマリーンを志すか分からない、マリーンを志しているが実際どうなのか?という疑問に答えるべく今回は戦力評価記事を書いてみました。
一応
コストとしては2500~3000P程度で考え、ゲーム的な側面(再現性やリアルコスト込み)だけで語りますので今回は
物語性に関しては少々抑え目になるかと思われます。
低コスト戦だと対空やアンチタンク、高AP兵器、モンスターなどの対策ユニットのヤマの張り合いになりかねないので評価が安定しないと言うのもありますが、そういった場合のワンサイドゲームになる=強いと言うのは違うと考えておりますので。
今回は背景は度外視しますが、ユニットの再現性についてはかなり重視しておりますのであしからず。
勿論新ボックス等で昔よりも良いことにはなっていますが…。
今回、実質複数アーミーの本とも言えるので2回に分けてお送りしたいと思います。
1.Good news and Bad newsまずは簡単な変更点を挙げていきましょう。本を開く前に以前との差異を認識しておかないと感覚が違ってきます。
例えば「いつも強力なサイキックが手に入るとは限らなくなった」だとか、「アサルトマリーンが劇的に安くなった」だとか色々ありますからね。
Good news ・スペシャルキャラクターなしでチャプターの特性を発揮できるようになった
・タウと同程度の対空能力を有するようになった
・ブラックテンプラー戦団解禁
・現在最強クラスの特殊ウォーギア追加
・ストームレイヴン追加(エキスパンジョンなしでも使用可能!)
・全体的なコスト削減
・タクティカルマリーンやベテラン箱の更新
・新しいエントリーセットの登場
Bad news・複数戦団のスペシャルキャラクター導入が実質不可能になった(同盟枠を使えば可能)
・サイキックパワーの正常化(全てジェネレイトすること!)
・サージェントアップグレード等の編成の複雑化
・コンバットタクティクスの削除
・バトルフォースの削除
5版マリーンで最も言われていた部分を良くも悪くも多くリカバリーしていることが伺えますね。
サイキックパワーに関しては予想できていた事ですし、スペシャルキャラクターに関しては自分は恩恵を受けておりましたが、やはり
「スペキャラではないキャラクターは即ドロップです」なんていう時代だったわけですからね。この改定で多くのマリーン使いは自軍のスペキャラが編成によっては使えなくなったので発想転換を迫られたのではないでしょうか。
一方、ブラックテンプラー解禁はうれしいニュースですよね。最古のコデックスと化していたブラックテンプラーが利点でもデメリットでもあった
「ライチャスジール」だけ削除されて完全再現可能な訳ですし。スペシャルキャラクターなしで各戦団の特徴を再現できるようになったのも良いニュースです。これによって編成の自由度が高まったのではないでしょうか。
編成面ですが、ベテランサージェントがアップグレード化したのでコストダウンを更に図る事も可能なのですが、これにより編成面が煩雑になったと思われます。通常サージェントと混在していた場合バトル中にどちらか確認が必要ですしね。
サイキックパワーも「ゲートオブインフィニティーとナルゾーン持ったライブラリアンが最高です」なんていう事態ではなくなったので辛い所でしょうね。もし、狙ったサイキックをずっと引き続けられるならそれは言い続けられるかもしれませんが。
戦団の至宝というマジックアイテムめいたウォーギアも非常に魅力的です。これらを使用することにより、スペシャルキャラクターに対抗できるキャラクターを造れるかもしれませんね。
一つ言える事は、
「スペースマリーンが白兵戦をしてはいけない」等と言う認識は過去の物になってしまったと言い切る事ができるでしょう。
更新された箱によって様々な問題点が払拭されています。例えばコンビウェポンの配備やメタルやファイキンキャストだったベテランなど。強力なウォーギアだと分かっていても配備できなかった当時を考えると非常に進歩したんじゃないかと思います。
当ブログでも推進していた「2万円アーミー」に対する公式による回答が出たようですね。
バトルフォースは戦力の追加を前提とした箱でしたが、ストライクフォースは完全にエントリーボックス足りえる内容なので今から始めるブラザーには自信を持ってオススメ出来る箱だと思います。
2.戦力解析さっと変更点を見た所で、次は細かい戦力の解析に入りましょう。
ただ、このコデックスはかなり戦団の性格に左右される部分があるので、それを考えずに見ていきましょう。
戦団固有の戦力や戦団能力に関しては後編で。
・ウォーロード能力タウやケイオスの例に漏れず強いものから微妙なものまで。6番の
敵ウォーロード殺害でD3点追加で勝利ポイントを得るのはキャラ性能が高まった点からもかなり強いんじゃないでしょうか。
とは言え、ルールブックの能力の方が恩恵を得られるかもしれませんね。
・HQ枠・チャプターマスター前回のコデックスでは居たの?って言うレベルでしたが、
今回は最もウォーロードに選ばれるキャラクターになるのではないでしょうか。前回に比べて回4かつ傷4とかなり強化され、戦団の至宝の恩恵を最大限得られるキャラクターで、銀河最強クラスと言われるキャラクターにしっかりと対抗できるような能力になると思われます。
特に至宝のストームシールドと剣とバイクを組み合わせると、永遠の戦士付でスペシャルセーブ3+、攻7貫通2を4回攻撃(突撃時5)アーマーセーブ2+とモンスター級の働きを期待できますし、バイクスカッドもトループになります。無論ジャンプパック装備もアリです。ただし、その場合はコストがひどく嵩んでしまいますので、スペシャルキャラクター以上の高コストキャラになってしまうでしょう。280点ほどでしょうか。
モデルを用意するのは比較的簡単なのも注目点で、プラボックスをいくつか購入すれば十分すぎるぐらい材料がそろうのも良い点です。至宝を使わなくても今回はパワーアーマー用のストームシールドは簡単に調達可能ですから、相当強力なキャラクターを造る事が可能でしょう。
・キャプテンターミネーター版も存在しますが、どちらも
安いチャプターマスターと言えますね。回・傷共に従来通りで、チャプターマスターとのコスト差は40点。ウォーロードの安全は確保したいけどあまりキャラクターに期待していない場合などはこちらを使うのも手だと思います。
戦団の至宝は全HQ使えますが、そもそも至宝のコストが50や60と高いのでキャプテンに搭載するならばチャプターマスターに搭載した方が良い結果を得られるかもしれません。
至宝を使わない場合なら比較的低コストで高い耐久性のキャラを作ることができるので
低コスト戦などでは有効でしょう。
・ライブラリアンDAと同じようにすごぶるコストダウンしました。レベル2までアップグレードでき、ターミネーターアーマーも装備できちゃいます。ただし、DAと違ってディヴィネイションを取れない関係上万能ではないように見えますね。接近戦仕様にするならばターミネーターアーマーを忘れずに。
オススメサイキックパワーはバイオマンシーとテレキネシスで。
・チャプレインコストが下がった以外の変更点はありませんね。クロジウス・アルカヌムの貫通が4な関係上あまり本人の戦闘能力には期待できませんが、スペースマリーンはアサルトターミネーターのように手数が少ない代わりに強力な攻撃を放つユニットが多いので補助として役に立つかもしれません。
白兵戦ユニットを導入する場合出番があると思いますが、そうでないならばあまりオススメしません。パワーウェポンのAP制で最も弱体化したキャラクターかもしれませんが、パワーフィストを追加装備したりすれば十分マリーン相手でも戦えると思われます。
同コストなキャプテンに比べて直接戦闘能力は低いですが、
強い白兵戦ユニットを引き連れる場合はこちらの方が良いと思われます。
・マスターオブフォージ今回最も弱体化されたキャラクター。圧倒的な手数が売りだったキャラクターですが、今回のサーボハーネスはパワーフィストなだけなので、あまり一騎打ちなどに参加しない方が良いでしょう。コンバージョンビーマーなどの重火器はフォージしかまだ無いのでそういった装備の導入は難しいと考えられます。
そういえば誤植だとは思いますが、サーボハーネスの効果は追加のサーボアーム×2なんでしょうね~。そうでなければサーボアームに比べて特典が薄いような気もしますが…。
現在考えられる使い道としては、ランドレイダーに白兵戦ユニットと同乗して補修しながら突撃するなどがあるでしょうか。
武具庫ボーナスは健在なので、2体導入すれば12体ドレッドノート編成も夢ではありませんよ!
・テックマリーン枠を使用しないように戻りました。ランドレイダーのお供や、バイクの追加のパワーフィストとして接近戦の火力アップに如何でしょうか。後述のサーヴァイターを大量に導入できますし、そういった意味でも役に立つかもしれません。ただし、サーボハーネスを装備した時のマスターオブフォージとの差額が15ポイントしかありませんので、それを考慮すればマスターオブフォージの方が事故死率が少ないかも。
バイクに騎乗させる事まで考えると、ビークルランナーのマリーンをバイクに乗せ、バックパックをクロノス軍曹あたりから持ってくるか、ダイレクトレンジのテックマリーンを使うのが良いかもしれません。
廃墟要塞化は有効だと思いますが、いつも
初期配置エリアに有効な地形があるとは限らないので、こういった能力を頼って導入するならばイージスラインでも良いのではとも。
・オナーガードチャプターマスター限定のコマンドスカッドですね。コストパフォーマンスが良くなったので文字通り強いコマンドスカッドと言っても良いかもしれません。
欠点を挙げるとすればスペシャルセーブが無い事で、一部の白兵戦特化ユニットには苦戦するかもしれません。徒歩の兵である点はランドレイダーやストームレイヴンの導入で軽減されるでしょう。
戦団旗を装備すると粘り強くもなりますし、更に回も追加されるので手書きに自信の有る人やそういった部品を持っている人は検討してみては如何でしょうか。ウルトラマリーン以外のブラザーがオナーガードを使う場合、スターンガードベテランとヴァンガードベテランの部品を使えばそれらしくなるかもしれません。
・コマンドスカッド安くなりましたし、
ライブラリアンやチャプレインも同じように迎えられるようになりました。基本的に変わりませんが、ストームシールドが一人10点と安くなったり、バイク装備が35点と格安になったので従来よりとがった編成ができるかもしれません。
スペシャルウェポンも従来通り集中運用できるので、そう言った
切り込み部隊として運用するのもアリかもしれませんね。
・サーヴァイタースペースマリーンの中でも安い兵でございますが、その性能はあまり良いものではありません。パワーフィスト持った人間としては格安ですが、彼らがその必殺の一撃を放つ前に生存できるかどうかは非常に望みが薄いです。
ビークル修理要因としてはテックマリーンと合計で100Pぐらいかかってしまうので考えモノですしね。デヴァステイターの変り種として使用する分には十分でしょうね~。ただし、コスト的にデヴァステイターの方が安くなっている&射が1違うので、枠に余りがあるならばデヴァステイターの方をオススメしたい所。
・トループ枠・タクティカルスカッドマリーントループの基本形であるタクティカルスカッドです。
今回はスカッドが9人以下でもスペシャルウェポンかヘヴィウェポンが1本持てますので、これでやっとレイザーバックと組み合わせる事も考慮できますね。
更に兵自身は安くなりましたが、今回からスペシャルウェポンやヘヴィウェポンは相対的に高くなってますので前線を張る兵は
ヘヴィウェポンを持たないと言う選択肢もアリになりました。
ブラックリーチでおなじみな装備にすると170P程度になってしまいますので、結果的に従来通りになってしまうかも。
ボックス内やスターンガードにコンビウェポンが導入されましたし、そう言った強襲部隊の作成が簡単になったのも有って実際有効だと思います。
ライノやドロップポッドで実現可能なのも良い部分ですね。そう言った場合は極限キャラクターと同伴させて傷要員として振舞うのもアリでしょう。
タクティカルに限らず
サージェントアップグレードは出来る限り行った方が良いでしょうね~。気8と9では非常に信頼度が違います。
イージスラインの良い友人。・スカウトスカッドイージスラインの親友その2。安くなったスカウトですが、流石に重要度が高まったスナイパーライフルは追加コストがかかるように。カモクローク装備しても13Pと優秀で、攻撃要員としてカウントしなければ非常に頼りになります。昨今の40kだと
大型モンスターが日常化してますし、スナイパーライフルスカッドが1スカッドは有った方が安定するでしょうね~。積極的に確保しに行くスカッドとして運用するならボルトガンやクロスコンバットウェポンが良いと思われます。
・専用輸送ビークル・ライノ毎度おなじみライノです。変更点は特にありませんが、6版のシステム上ライノから
どのような方法で降りてもそのターンは突撃不可能なので、近距離射撃を敢行するための輸送だったり、マーカー確保用になりました。フラットアウトで
合計18mv移動できることもあってボルトガンによる一斉射撃やフレイマーを行使しやすくなったと思われます。
マリーン系アーミーで先制攻撃やキルポイントを取る為に狙われる筆頭なので、導入は好みによるかもしれませんね。
・レイザーバック少しコストが高くなりましたね。とは言えラスキャノンアップグレードコストが安くなったので以前と変わりません。GWはコマンドスカッドにはこれ!と言う方針を採ってますが、ライノと同じように
白兵戦部隊を運ぶ手段としてはオススメできません。
ただし、このコストで入る重火器としては魅力的なものでもあるので、
本陣に居座るスカッドに随伴させるだとか、強力な射撃を持つビークルを戦場に大量に置きたい場合などは効果を発揮します。
ツインリンクラスキャノンを持つ兵としては最安価とも言えますしね。ただし、装甲自体はそう硬くないので注意をば。
尚、ラスキャノンとプラズマガンバリエーションはコンバージョンして造るほどではない事を言っておきます。
理由としては射程も合わないし、プラズマとラスキャノンは撃つ相手が違います。
・ドロップポッド定員が狭くなったドロップポッドです。以前のように10人タクティカルとキャラの同時降下はできなくなりました。戦闘分隊ルールの書式が変わったことでドロップポッドも安心して分割できるようになりましたので様々な使い方ができるようになったと言っても良いでしょう。ドレッドノート搭載も有効ですし、同時強襲も健在です。強いて言うならデスウインドミサイルに関しては降下時発砲できない事も続行のようです。
使う時は1個でも多くのポッドを同時に落とせるように奇数での運用をオススメします。
・ランドスピーダーストーム専用輸送ビークルとなりました。
枠を消費しなくなった事もあって良い傾向です。
大きな変更と言えば
誘導ビーコン等を妨害しなくなったので、そういった期待はできなくなりました。ケルベロスランチャーがブラインド兵器になったので、ファイアウォーリアやオルクなんかに刺さるかもしれませんね。
基本運用はスカウト部隊を連れて潜み続け、最終局面で確保!でしょうか。変化球気味のアンチビークル要員としても運用できますね。スカウトスカッドにメルタボムを持たせて、同時メルタなども激熱かもしれません。
・エリート枠・ヴァンガードベテラン今回一番コストが下がったユニットかもしれません。安い、実際安い。枠が激戦区となるエリートに配置されたので悩ましいところですが。ヴァンガードベテランの代名詞でもあった
英雄的到着こそ削除されましたが、代わりに
ジャンプパックとストームシールドが大幅値下げ。
搭乗キャパシティ分で最も打撃力をたたきだせるので、ストームレイヴンに搭乗させるなら筆頭候補とも言えるでしょう。ビッツ面から言っても今後マリーン野朗はこのユニットにお世話になることでしょう。
・スターンガードベテランまあ、説明するまでもなく
1ターン即ドロップ要員ですね。
なんだかんだでコストは下がりましたが、やっぱりコンビウェポンは高くなりましたね~。
皆さんドロップポッドで落としすぎたんじゃないでしょうか?(笑)
今回も
コンビウェポンによるドロップは超有効です。特に戦闘分隊ルールが整備されたので、安心して分隊を分割して降下する事も可能ですね。
昔と違ってキットはコンビウェポン山盛り箱なので、スペシャルウェポンを刻む必要が無いのも評価できる点でしょうか。キャラクターを作成したりオナーガードを造ることにも使えそうな箱なので、このユニットを使うかどうかはさておき1箱持っておくと色々使えるかもしれません。
・ドレッドノートマリーン野朗がとりあえず愛してやまないビークルですね。15ポイントほど安くなりました。
かなり意外な話ですが、
初期装備のマルチメルタがブラックリーチ以外でプラは無いので、フォージ限定になってしまいました。
ドレッドノートと言うととりあえず言われるライフルマンですが、プレデター大安売りになってしまったのでコスト面からもあまり有効では無い様子。個人的には6版になってから、跳弾で衝撃を取れなくなったのでオートキャノンが昔ほど活躍する機会が無いように思えますが…。
昔は即ドロ案件だった
ヴェネラブルも大きくコストダウンし、25Pアップグレードとして存在してますのでマルチメルタやアサルトキャノンを持つ方はそれをオススメしたい所ですね。
現在安定して入手できる箱を使うならヴェネラブルドレッドノートがオススメです。多彩な武器もありますし、
必ず当る武装は頼りになるでしょうから。ブラックリーチのドレッドノートやフォージワールドの腕を調達できるならヴェネラブル&マルチメルタは相当頼りになるでしょう。ノーマル箱はアサルトキャノンかミサイル、ラスキャノンぐらいしか入ってないのであまりカスタマイズできないかもしれませんね。
・アイアンクラッドドレッドノート驚くほど何も変わってないのがビックリですね。
正面側面13の装甲はかなり頼りになります。
迎撃と言う大敵が増えてしまいましたが、やはりアイアンクラッドのドロップポッドアサルトはかなり有効です。
マルチメルタ装備ドレッドノートが居ない関係上通常商品でメルタ装備ドレッドを必要とするならこちらが出番となりますね。ハンターキラーミサイルも併せて一斉射撃するとかなりのダメージを与えることができるでしょう。
・レギオンオブダムド今回最も強化されたエリート兵ではないでしょうか。カバー無視が追加され、コストも下がり、ヘヴィウェポンのコストも下がったわけですから。戦術的微速移動の変更による恩恵も受けています。対ゼノや対人戦が多い場合に重宝しますし、カバー無視のマルチメルタなんて言う所業も出来てしまうので洒落にならないぐらい強いユニットだと思われます。
このユニットの弱点を挙げるとすれば、それは
モデルの関係上装備が限定されている点でしょうか。
・ターミネータースカッドブラックリーチでもお馴染みノーマルターミネーターですね。アサルトキャノンやミサイルが安くなったりしてますね。スペシャルセーブの低さから防御力に難ありとされる場合が多いですが、10人でノシノシ歩きながら撃つ分には強力でしょうね~。
・ターミネーターアサルトスカッドやっぱりストームシールドが追加コストになりました。まあ、手数以外はパーフェクトな部隊なので引き続き白兵戦ユニットの中でも一定の地位を確立し続けると思われます。墜落リスクも考えた上ではストームレイヴンにキャラ同伴で載せるのも実際アリだと思います。墜落してもシールドでセーブできるかもしれませんからね。
・センチュリオンアサルトスカッドマリーン野朗待望のマリーン版ミューティレイター。いや、
待ってないですと言われる確率はすごぶる高いんですが、ミューティレイターの欠点を有る程度補っている様子。
近距離射撃能力も高く、この手の兵にしてはグレネードも持ち、タフネスも5で傷2と優秀です。敏で殴れるドリルも実際強力ですから、
60ポイントも納得のお値段!。何故か付いてる
戦術的微速移動。そしてこの手の兵にしては不可解な
回1&スペシャルセーブなし。まあダブルドリルで実質2回ではあるのですが。まともな思考能力を持つ指揮官ならここで
ランドレイダーの出番であると考えると思いますが、なんと
超巨体。
どうしたGW。次はアレッシオ先生修正よろしくお願いしますと言わんばかりのやる気があるのか無いのか分からない絶妙な能力。
あの、一応新製品ですよね?ワビサビが効いたこのユニットを生かすならばやはり
ランドレイダーを用意しましょう。できればクルセイダー型で5体入れての運用が良いでしょう。フレイマーかメルタかはお好みで。個人的には少ない手数を補う目的でフレイマーをオススメしたい所。
機動力を得た小型ドレッドノートの部隊は必ずや敵を粉砕してくれる事でしょう。
でもプラズマだけは勘弁な!・ファストアタック・アサルトスカッド弱いものイジメ筆頭。一部からは
即ドロップですなんて言われていた訳ですが、弱いものイジメにもってこいな性能をしているのでやはり選択肢として考えられる戦力ではないでしょうか。メルタガン持てないのは今まで通りなので
敵の軽歩兵や射撃兵を潰しに行く役割は変わらずです。なんだかんだでダブルフレイマーのプレッシャーはかなり強いですからね。
今回はフレイマーの大幅値下げや微妙にポイント値下げも有ってフレイマー2丁装備の場合20ポイントほど安くなった様子。キャラクターの超強化もあって、アサルトスカッドを
敵に到達するまでの傷要員にするのも良いかもしれませんね。
使うか使わないかはさておき、
パワーウェポン&ジャンプパック補給源筆頭なので使うかどうかはさておき2~3箱揃えておくとキャラクター等にも使えますし良いかもしれません。
・ランドスピーダー高額アップググレードが安くなりました。それ以外は通常通りなのでかゆいところに手が届く戦力としてピカイチだと思います。タイフーンミサイルポッドを積んでも75Pしかしないので単純な火力効率だけで言えばかなり良いですね。
ただし、今回から先制攻撃や特定ミッションでのキルポイントなども考慮すると難しい所かなと思います。
・ストームタロンガンシップ特殊行動が削除されたわけですが、
可もなく不可もなくなフライヤー。対地機銃掃射が有るのでミサイル2発を高い射で発射できるタイフーンミサイルとは相性が良いですね。
145ポイントと高額ですが、確実に命中させられる武装と言うのは貴重なので検討の価値有り。
・バイクスカッド安定のバイクスカッド。今回実装されたグラヴウェポンを使いこなすならこのユニットがオススメですね。ただ、グラヴウェポンは1タクティカルにつき1本しか入ってないので、そう何個も集められないのが実情でしょうか。
今回もキャプテンかチャプターマスターがバイクに乗っていたらトループになりますし、そのマルチロールぶりから言っても1スカッド持っておくのは悪い話ではないでしょう。ただし、今回から2階以上に乗れなくなったので、そこをどう考えるかが問題になるでしょう。
こうした部隊を作るなら、レイヴンウイングバトルフォースやバイク箱を複数買うのが良いでしょう。調達難度が低く、強力なので今から始めるブラザーにも安心してオススメできます。
・アタックバイク即射殺候補。バイクスカッドで付属されるアタックバイクは優秀だと思いますが、やはり単品で見ると
火力を維持しにくい点が辛い所。同カテゴリーの存在であるランスピに比べたらやはり接近しなければならない武装が多いのが辛い。マルチメルタ装備で運用される場合発砲距離が12インチを切っている時がしばしばになるでしょうから、何らかのスカッドの突撃を受けてしまう可能性もありますしね。
・スカウトバイクドロップポッドアーミーを使う場合1スカッド入れておきたい部隊。やはりディープストライクのズレによる事故はしばしば起こってしまう案件ですし、こうした兵が居ると安心できます。スカウトバイカー箱もありますし有る程度導入が楽になったのも良い事です。ただし、戦闘能力は低めなので気をつけて運用しましょう。
・ヘヴィサポート・ディヴァステイタースカッド今回最も値下げの影響を受けたスカッド。ラスキャノンやプラズマキャノンの値段が見直され、ラスキャノン4本で使っていたブラザーがかなり喜んでいるのではないでしょうか。
逃げにくい上にサージェントを強化してやると
有る程度自衛できる部隊なので、ポイントが許せばかなり頼りになるスカッドです。レイザーバックとイージスラインの親友でもあるので、本陣の守りにもってこいとも言えますね。
ヘヴィウェポンのパーツ取りに導入するしないはさておき1スカッド分は購入しましょう。
・センチュリオンディヴァステイタースカッドマリーン野朗待望のオブリタレイター。圧倒的な射撃力を持つオブリタレイターに泣かされたマリーン野朗は多いと思いますが、
センチュリオンは彼らを泣かせる事ができるかもしれません。
何故なら小型ドレッドノートと呼べるそのフォルムに相応しく、ダウンサイジングされながらもドレッドノートと同等の火力を有しています。その代わり90ポイントとかなりコストが高いですが、ドレッドノートに比べればそう高くはないでしょう。ミサイルへの耐性もあるのも注目できるポイントです。
彼ら専用のグラヴキャノンも相当凶悪です。ツインリンクではないものの、一人5発発射できるグラヴ弾はターミネーターやリップタイドをも蒸発させるに足る威力だと思われます。
今からマリーンを始めるブラザーにはとてもオススメできる戦力です!欠点を挙げるならば、その大きな腕からは理解できませんが自衛装備を一切持っていない事。そしてグラヴ弾やプラズマ、デモリッシャーの雨を食らうと蒸発してしまうので位置取りは注意しましょう。
・サンダーファイアーキャノン一部の熱狂的なファンが多いキャノンですね。
バラージウェポンなので一見強力に見えますが、スモールブラストなので命中率は期待できないかもしれません。ただ、今回は位置取りによっては安定して発射できるので対モブ戦力としては面白いと思われます。
欠点を挙げるとこの役割の火砲として考えるとコストが相対的に高いかもしれませんね。
・プレデターおなじみ主力戦車。基本コストこそ高くはなりましたが、アナイアレイター型はかなり安くなりました。
ドイツ式と呼んでいる「
デストラクターにラスキャノン装備」も中々安く、昨今のモンスター事情から言ってもプレデターかディヴァステイターは必須だと思われます。
・ホワールウインド弱いものイジメ特化車両。なんと更に値下げ。65点は実際安い。この爆発する安さから言っても、ヘヴィ枠がもし余るようであればこれを入れておけばいいかもしれません。IGのグリフォンモーターに相当するユニットでもあるので、かなり脅威であると言っても良いでしょう。
じわじわ歩兵を削る上に狙ってもそんなにうれしくない点はかなり評価できるかと。
・ヴィンディケイターみんな大好きヴィンディケイター。みなまで言わなくても分かる必殺デモリッシャーキャノンでターミネーターだろうがランドレイダーだろうが粉砕できるので安定安心ですよね。微妙にコストは上がりましたがまあ使うでしょう。ただし、やっぱりコイツがヤバい事は40kやってるプレイヤーなら把握しているので最優先で狙われます。
よって使用する場合は複数運用をしましょう。
・ハンター待望の対空車両。これでヘルドレイクやヴェンデッタに大きな顔をさせないとばかりにフライヤーやスキマーであれば安定して貫通できそうなルールが。スキマー相手だとヴァンクイッシャーキャノン亜種のようなものですが、フライヤーに対してかなり「
いつかヒットするかも」と言うプレッシャーは凄いと思います。
問題を挙げるとすればやっぱり迎撃が無いのでフライヤーに狙い撃ちされて自慢のミサイルを発射できないかもしれませんね。対策としてはやっぱり予備戦力にしておくなどが必須かもしれません。
・ストーカー移動式クアッドガン。ダブルファイアモードは忘れましょう。もし、常にヒットロールで5以上が出るならその限りではありませんが。
クアッドガンの耐久性が不安だったり、クアッドガンが2門有っても安心できないだとかアポカリプステレインを防衛戦力にしたなどの場合採用されるかもしれません。ただ、ハンターやストームタロンに比べて攻が低いのでそれなりの活躍になるかと思われます。
これも迎撃が無いのが悔やまれるビークルですねー。
・ランドレイダー10体までに減少しました。特にここらへんに変更点はありませんね。圧倒的な硬さでラスキャノンを撃ちまくるのが仕事です。
・ランドレイダークルセイダー16人とそのまま。
今回はセンチュリオンやヴァンガードベテラン、オナーガードなどの強力な積荷が有りますので相対的にこのシリーズでは価値が上がったと思われます。
射撃武器のことは忘れてフラットアウトでGoGo!・ランドレイダーリディーマー汚物消毒仕様ですね。なんと12人と前回から変わってないので、パワーアーマー系の強力な白兵戦ユニットを乗せて強襲するのが良いかもしれません。これも初手はフラットアウトでガンガン行きましょう。
・ストームレイヴン強襲揚陸艇やっと登場、空中要塞フライヤー。全マリーン野朗がこいつの扱いでヤキモキした数ヶ月は終わりました。ジャンプインファントリーも12人輸送可能で、ドレッドも乗せられます。やはり積荷としてはドレッドノートとパワーアーマー系白兵戦ユニットがオススメです。勿論アサルトターミネーターをキャラと共に輸送するのも有効でしょう。
欠点としては墜落=積荷全滅なので、自らをそういう厳しい局面へ追い込める男こそが使うべきフライヤーでしょう。男気フライヤーとしての側面もありますが、普通に高火力なので何か積まなくても強いと言う意見も。
・前半まとめコデックスマリーンを表す言葉として
「全てできて全てできない」と言う事を言われてましたが、それを守る形で色々増えたなーと思いますね。新製品も軒並み新しい役目や欲しかったもの、今まで抱えていた問題点もすべて克服していたので非常に良いアーミーに仕上がったのではないでしょうか。この素体な状態に、ここから各戦団の味付けが入るとかなり化学反応が起こるでしょうから、楽しいアーミーになりましたね。
今までと同じで安定しているのはバイク編成だと思いますが、今回はコスパが良くなったりしているのでパワーアーマー編成も中々強いかもしれませんね。コスパが良くなった差額を全部極限強化チャプターマスターに注ぎ込めば対戦相手がビビるぐらいウォーロードゲームにできるかもしれませんし。
まあ、そんなわけで今回は一部もどかしくはなってはいますが
非常に良い調整だったのではないかなと思います。
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- 2013/09/27(金) 00:32:41|
- SM考察
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